日本赤十字社茨城県支部ホーム事業内容青少年赤十字(JRC)

青少年赤十字(JRC)

青少年赤十字(Junior Red Cross)

青少年赤十字は、児童・生徒が赤十字の精神に基づき、世界の平和と人類の福祉に貢献できるよう、日常生活の中での実践活動を通じて、命と健康を大切に、地域社会や世界のために奉仕し、世界の人々との友好親善の精神を育成することを目的として、様々な活動を学校教育の中で展開しています。

青少年赤十字(JRC)とは

青少年赤十字(JRC) 青少年赤十字(Junior Red Cross)は、国際赤十字のもつ理念、経験、ノウハウ、人材や教材、そして様々な機会を学校教育の場で活用し、子どもたちの人格形成に役立ててもらおうという教育教材です。その究極的な目的とは、「人の命と尊厳を大切にし、行動する」という人間的価値観を世界中の子どもたちに広めて世界中の人々の平和と福祉に貢献したいという国際赤十字・赤新月社の願いが込められています。青少年赤十字が特に力を入れている活動は、自分と他人の命と健康への関心を育てる「健康安全活動」、社会や世界の一員としての責任と自覚を育てる「奉仕活動」、そして異なった文化や習慣を越えて世界中の仲間と仲良く生きる力を育てる「国際理解・親善活動」の三つの実践目標を活動の柱に児童生徒と教師、学校の主体性のもと様々な活動が行われています。

人はずべてこの世に生まれたからには、力強く生き、社会の中で責任を果たし、豊かな人生を送ることが求められています。それは自立した個人を育てることであり、そのために子どもたちが必要な「生きる知恵と力」を身につける過程を手助けすること、それが青少年赤十字の一つの機能と言えます。青少年赤十字が持つ「気づき」「考え」「実行する」という態度目標には、自分や身近な社会の問題に気づき、その原因を考え、問題解決の方法や道筋を考えること、そして行動のための計画を作り、それを実行する、というプロセスが要約されています。

学校教育との関わり・参加方法

学習指導要領の目指している方向

21世紀を生きる児童生徒に(生きる力)を養い、自他共に幸福に生きる社会を築かせることは、教育に託された大きな課題です。青少年赤十字は、児童生徒が赤十字の精神に基づき、日常生活の中で実践活動を通じて世界平和と人類の福祉に貢献できる人間を育成することを目的としています。

学習指導要領のねらい

完全学校周5日制の下で、各学校がゆとりの中で「特色ある教育」を展開し、児童生徒に学習指導要領に示す基礎的・基本的な内容を確実に身に付けさせ、自ら学び自ら考える力などの(生きる力)を育む。

方針・総則より

  1. 豊かな人間性や社会性、国際社会に生きる日本人としての自覚を育成する事。
  2. 自ら学び、自ら考える力を育成する事。
  3. ゆとりのある教育活動を展開する中で、基礎・基本の確実な定着を図り、個性を生かす教育を充実する事。
  4. 各学校が創意工夫を生かした特色ある教育、特色ある学校づくりを進める事。

学習指導要領と青少年赤十字との関連 学習指導要領では、「生きる力を育む」、「自ら学び、自ら考える力の育成」、さらに「人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念を養う」などが強調されています。これらはいずれも青少年赤十字の基本理念である人の生命と尊厳を大切にする「人道」の育成や、「気づき」「考え」「実行する」という態度を養う教育の方向と同じものであります。「豊かな心」を育み、特色ある学校づくりをどのように進めるか等の課題に対して、青少年赤十字は十分応え得るものであります。

加盟登録手順 教育に赤十字の「人道」の精神を取り入れていただき、赤十字の様々な学習資料や人材ネットワークをご利用いただくために、ぜひ青少年赤十字への加盟登録をお勧めします。加盟登録に経費や義務は一切生じません。

加盟すると

  • 児童・生徒用の機関誌や教師用の指導情報等の定期刊行物を無料送付します。
  • 経費や義務は一切伴いません。(青少年赤十字事業は、赤十字事業を支援する個人や法人の寄付によって賄われています。)
  • 加盟登録後の形態は学校の実情に合わせて選べます。
  • 全校での加盟、学年での加盟、学級での加盟、委員会やクラブでの加盟。
  • 有志によるグループ加盟。
  • その他。

学校における活用例

総合的な学習の時間や教科活動、部活動や委員会活動の中等々で青少年赤十字のプログラムを活用してください。

「健康・安全」 ~命の尊さを学びます~
健康安全プログラム(小学校・中学校) 児童・生徒が健康と安全について具体的な知識と技術を学ぶことで、健康を維持・増進し、疾病や事故を予防・回避する行動を取れる事目指します。又、高校生は「救急法講習」を受講できます。
「国際理解・親善」 ~世界に視野を広げます~
青少年赤十字活動募金(一円玉募金) フィリピンでの飲料水供給事業、アフガニスタン、バングラデシュ、モンゴル、ネパール、フィリピンへ文房具やスポーツ用品を送る事業。一円玉でもみんなで集めると大きな支援ができるという意味で「一円玉募金」という愛称になっています。
トピックアルバム交換(世界のみんなと仲良くなろう) 国際的な視野に立った見方・考え方を育てると共に、自分の国の文化や学校のことなどについて正しく伝える力を育みます。
国際救援・開発事業を通した国際理解教育 赤十字の行う国際開発・救援事業の目的や意義、その国に暮らす人々の生活など、広く世界の様子を理解します。(例)ベトナムにおけるマングローブ植林事業、カンボジア等における地雷犠牲者支援事業、ネパールおける飲料水供給事業、アフガニスタン等への文房具等教育支援事業、タンザニアにおける難民支援事業、2003年末のイラン地震、2004年末のスマトラ沖地震災害など。
赤十字のノウハウを活用できます
災害・防災教育 災害時、学校は避難所になります。自分が被災したら、学校が避難所になったらどう行動したらよいか、非常食の炊き出し体験など救護団体である赤十字のノウハウを活用できます。
人道教育に役立ちます
国際人道法の学習 「いかなる状況でも、たとえ武力紛争という極限状況の中でも、人の生命と健康を大切にし、人間の尊厳を尊重する」国際人道法の精神を理解し、人道的価値観をもった児童・生徒を育てます。
生きる力を育みます
「気づき・考え・実行する」態度目標 自ら自分の生活や社会の問題の中からニーズに気づき、原因と解決のための道筋や方法を考え、問題解決のための具体的な活動を実行する能力を身につけます。
リーダーシップトレーニングセンター 「気づき・考え・実行する」児童・生徒の育成と、青少年赤十字の組織と活動の中核となるリーダーを養成します。小中高等学校各校種別に夏休み期間中に宿泊で開催します。

主な活動

幼稚園
健康安全 うがい・手洗い・歯磨きの励行、園内安全調査、あいさつ運動、交通安全教室
奉仕/国際理解・親善 動物飼育の助手、給食配膳の手伝い、年少組の世話、クリーンキャンペーン(園内)、仲良し交流会、絵や手紙の親善交換
小・中学校
健康安全 交通安全教室、あいさつ運動、健康安全プログラム講習会、青少年赤十字学習会
奉仕/国際理解・親善 クリーンキャンペーン(校内・通学路・学校周辺・清掃登山)、フラワーロード作り・全校茶摘み、プルタブ・空き缶・牛乳パック回収、ベルマーク・グリーンマーク回収、各種募金への参加、一円玉募金、複十字シール・平和の鐘鉛筆・友情の絵はがき協力、青少年赤十字登録式、青少年赤十字新聞作成、地区トレセン・地区大会参加、環境フォーラム参加、福祉施設訪問、盲導犬体験学習、車椅子・アイマスク体験、点字・手話学習、文化祭チャリティーバザー※、県トレセン参加※、海外赤十字社への派遣※(※印は中学生ならではの活動)
高等学校
健康安全 救急法講習、健康生活支援講習、幼児安全法講習、水上安全法講習、校舎内外の安全点検
奉仕/国際理解・親善 環境美化推進協力、福祉活動訪問、献血活動協力、手話学習、災害義援金募集、盲人マラソン伴走、海外メンバーとの交流・交歓会、県・地区トレセン・地区大会参加、海外赤十字社への派遣、育児ボランティア

リーダーシップ・トレーニング・センター 日赤茨城県支部は、毎年の夏休み期間中にJRCメンバー(中学生・高校生)を対象としたリーダーシップ・トレーニング・センター(以下、トレセン)を開催しております。トレセンで学習した成果の確認と日常の青少年赤十字活動の問題点を互いに持ち寄り、その解決と今後の活動について考えることを目的とした事後研修会(高校生対象)を平成19年1月28日に開催しました。生徒達は、夏に自分達が立てた活動計画を実行してみた結果、感じたこと、難しかった点、うまくいった点などを報告しました。その報告を受け、生徒達は話し合い、次回への改善点を検討し合いました。話し合いを見守るトレセンの指導者は、優しく、時には厳しいアドバイスをしていました。高校生メンバーは、約半年振りとなる再会を喜び、夏のトレセンを懐かしそうに語っている姿がとても印象的でした。トレセンに参加して得たメンバー達が協力することで、JRC活動が活発になるよう期待しています。

よくある質問(FAQ)

Q 加盟にお金が生じるのですか?
A 加盟登録は無料です。青少年赤十字事業は、赤十字事業を支援する個人や法人の寄付で賄われています。
Q 加盟するメリットは?
A 赤十字の様々な学習資料や人材ネットワークをご利用いただけます。例えば、児童・生徒用の機関誌や先生用の指導情報誌等の定期刊行物を無料送付したり、赤十字の国際活動等についてお話する職員等の派遣や各種資器材の貸し出しをいたします。また、赤十字で開催する各種行事へのご案内をいたしますが、参加等は自由です。
Q どんな形で加盟するのですか?
A 加盟形態は学校の実情に合わせて選べます。全校での加盟、学年や学級での加盟、委員会や部活などでの加盟、有志によるグループ加盟など様々です。学校教育活動の一環ですので、原則として校長先生の承認と担当していただく先生が必要です。
Q 「総合的な学習の時間」等に講師を派遣できますか?
A 可能です。「赤十字の国際活動について」や「世界の子ども達の様子を知る」「地雷と国際人道法について」などのお話や「健康安全プログラム」の指導補助等で職員・ボランティアを派遣しています。事前にお電話で、内容や日時などについてご調整ください。
Q どんな活動をしていますか?また、活動に義務は生じるのですか?
A 赤十字から活動の義務はいたしません。学校の自主的な活動はさまざまです。募金活動や福祉施設訪問、清掃活動などの奉仕活動、健康安全プログラムや手洗い等の呼びかけ運動などの健康・安全活動、地雷犠牲者支援学習や一円玉募金、NHK海外助け合い募金活動、トピックアルバム交換など国際理解・親善活動などです。高校生は、連絡協議会を構成し、定例活動を実施しています。

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