日本赤十字社茨城県支部ホーム赤十字について赤十字マークの意味と約束事

赤十字マークの意味と約束事

赤十字マーク

赤十字マーク 赤十字マークは、戦争や紛争などで傷ついた人々と、その人たちを救護する軍の衛生部隊や赤十字の救護員・施設等を保護するためのマークです。紛争地域等で「赤十字マーク」を掲げている病院や救護員などには、絶対に攻撃を加えてはならないと国際法や国内法で厳格に定められています。つまり、赤十字マークは、いざという時にわれわれ国民一人ひとりを守るマークなのです。また赤十字マークは、病院や医療を象徴するマークだと思っている方も少なくないようですが、このようにとても大切な意味をもつマークであり、その使用については赤十字社と法律等に基づいて認められている組織に限られています。もちろん、一般の病院や医薬品などに使用することは禁止されています。ちなみに、赤十字マークの配色は、赤十字の創設者アンリー・デュナンの祖国であるスイスに敬意を表して、スイス国旗の配色を逆にしたものが基になっています。

あなたは「白地に赤色の赤十字マーク」の意味を知っていますか?

白地に赤色の十字マーク(赤十字マーク)は、命を守るための大切なマークです。世界中で、戦争や紛争で傷つき苦しんでいる人々や、その人たちを救うために活動している人々を「守るため」に国際的に取り決められた重要なマークです。このマークの力によって、世界中でたくさんの人々の命が、救われているのです。赤十字マークが、人々を守るための役割を十分に果たせるよう、日頃から皆さんがマークの意味を正しく理解し、正しく使用しなくてはなりません。

赤十字マークは、戦争や紛争などで傷ついた人々と、その人たちを救護する軍の衛生部隊や赤十字の救護員・施設等を攻撃から守るために使用(表示)するマークです。したがって、紛争地域等でこの「赤十字マーク」を掲げている病院や救護員などには、絶対に攻撃を加えてはなりません。これは国際的な取決め(ジュネーブ条約)によって厳格に定められています。攻撃から守るために掲げる赤十字マークは、遠くから見てもすぐわかるように、大きく目立つ形で使用されます。

「赤十字マーク」には、厳密な寸法、色、形などの定めはありません

これだけ大切な意味ある赤十字マークには、なぜ大きさや形、色の濃淡などの様式が厳密に定められていないのでしょうか?その理由は、次のとおりです。

戦争や紛争の中で、傷病者の治療や収容等の活動中であることを示すために赤十字マークを掲げる人が、常に正確なマークを描けるとは限らないからです。

赤十字マークの規格を細かく厳密に定めてしまうと、戦争中に赤十字マークを掲げていても、寸法や形、色の濃淡などがわずかに異なることを理由として、その施設などが攻撃されてしまうかもしれません。

赤十字マーク、赤新月マーク、レッドクリスタル 「赤十字マーク」は、スイスに敬意を表するために、スイス国旗の配色「赤地に白い十字」を反転して「白地に赤い十字」としたものです。なお、多くのイスラム教国は、「十字はキリスト教を連想させる」として、赤十字の代わりに「赤新月」を使用していますが、使用に際しての条件、効力などは「赤十字」とまったく同一です。また、2007年1月14日にジュネーブ条約の第3追加議定書が発効し、「赤十字」と「赤新月」に加えて、新たな標章が追加されました。新たな標章は、白地に赤いひし形を配したもの(レッドクリスタル)となっています。なお、各国の赤十字社を表すマークとして使用する場合には、レッドクリスタルの中にその国独自のマークを入れることもできます。

大切な意味がある「赤十字マーク」

「赤十字マーク」が日頃から不適切に使用され世の中に氾濫すると、赤十字マークに対する理解が誤ることになり、戦争や紛争時に救護活動を行う軍の衛生部隊や赤十字国際委員会の活動等を適切に保護することができなくなってしまいます。そこで、戦時以外での「赤十字マーク」の使い方についても、国際的な取決め(ジュネーブ条約)や国内の法律(赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律)によって厳格に定められています。

「赤十字マーク」は病院や医療を象徴するマークだと思っている人も少なくないようですが、「赤十字マーク」を使用できるのは赤十字社と自衛隊の衛生部隊など法律等に基づいて使用が認められている組織だけで、一般の病院や商品等に付けることは法律等により禁止されているのです。

次のようなケースは、「赤十字マーク」を使用することができません。

  • 例1:病院、診療所等(赤十字病院を除く。)
  • 例2:薬局等
  • 例3:市販の救急箱、薬箱・瓶等
  • 例4:市販のTシャツトレーナー、バッグ等
  • 例5:会社の社章、商品のブランドマーク等
  • 例6:その他、単に「医療」、「看護」及び「救急」等をイメージした表示

「赤十字マーク」に類似したマークも使用できません

戦時の救護活動を攻撃から守るためのしるしとしての赤十字マークに、厳格な規格が決められていないのと同様に、赤十字マークに類似したマークについても、その使用が制限されています。

赤十字マークに類似したマークとしては、次の例が該当します。

  1. 赤色系統の色を使用した十字マーク(十字の色は、赤色だけでなく、赤色系統であれば類似となります。また、背景の色についても、完全な白色でなくても、白色系統であれば類似となります。)
  2. 十字が傾いていたり、長さや形状を変えて図案化されていても類似となります。

人々が見て「これは赤十字のマークかな?」と思うようなマークは、赤十字マークに類似したマークと考えられます。

日本赤十字社は、なぜ「赤十字マーク」を使えるの?

赤十字マークは、各国の赤十字社を表すマークとして、使用することができます。世界各地で人道的活動を行っている各国の赤十字社は、赤十字社に関係している人や物であることを表すために、戦時でなくても「赤十字マーク」を使用することができます。これは、ジュネーブ条約により認められた使用方法です。

日本においては、ジュネーブ条約や日本国内の法律に基づき、日本赤十字社の病院や血液センター、献血ルームなどが、日本赤十字社に関係する施設、車両、看護師等であることを表すために、比較的小型の「赤十字マーク」を使用しています。

「知っていますか?このマークの本当の意味」(PDF:4.21MB)

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